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2008年2月 8日 (金)

図解 フィンランド・メソッド入門-北川達夫

娘の教育のためにフィンランドメソッドを知りたいと思い(まだ2才だから早いが)、読みました。薄くてぱらっと読めちゃう感じです。

ですが、シンプルによくまとまっているように思います。この本では「発想力」「論理力」「表現力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」という5つの能力を養うフィンランドの国語教育のポイントが紹介されています。

このようなディスカッション能力は、まっとうに議論の起こる社会生活の中では非常に重要にも関わらず、日本の国語教育の中ではほとんど教えられてきていないように思います。最近NED-WLTさんからコメントいただいて発信することの重要性を改めて感じていましたが、特に高校までの教育は講義形式がほとんどで、かえって発信することに罪悪感すら感じるような構成になっているように思います。

私自身も振り返ってみると、少人数教育の大学に進んでその英語教育で基礎を教えてもらい、その後ほとんどがゼミ形式の授業でディスカッション能力を問われたからこそ、少し学ぶことができました。最初に就職したドメスティックで保守的な企業では、はっきり自己主張する私は同期から少し浮いていたように思います。(上司たちは面白がってかわいがってくれましたが)

話がそれましたが、子供の教育だけでなく、そんな風に育ってきた大人にも適用範囲は広いのではないでしょうか?実際、私のカウンセリングでもここに書かれているワークをしていただこうかなと思っています。

というのも、履歴書や職務経歴書のアドバイスをしていて、

「何を書いていいかわからないんです」

「志望動機なんてないです」

という若いクライアントさんが多いからです。(→発想力・論理力・表現力)

また、模擬面接でひとりよがりな自己PRや志望動機を話してしまう方も多いです。(→コミュニケーション能力)

もちろん通常はカウンセリングをしてお手伝いをしてしまうわけですが、このようなワークをすることで就職活動以外にも活かせるようにすることも大事なお手伝いなんです。実際私も人材業界への転職で何社も落ちて苦労したときにも、鍛えられたなと思います。逆にこれらのディスカッション能力を持っていれば、就職活動でも苦労しないように思います。

ディスカッション能力に自信のない方、ちょっと見て見られてみてはいかがでしょう?

かくいう私もこの5つの力の中で、特に「発想力」に今でも不足を感じています。この本の中では、「マインドマップ」として「カルタ」が紹介されています。これまでにもマインドマップの本を読んだりしているのですが、超えられない壁を感じているのでマインドマップのセミナーを受講しようと画策中です。また受講したら報告します。

ちなみにいまAmazonで売れてトップ10に入っているマインドマップの入門書がこれ。「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術 (アスキームック) (アスキームック)

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